アメリカ・ポートランド。行ってみたい都市のひとつ。「都市再生」や「コミュニティづくり」、「パーマカルチャー」に「まちづくり」といったキーワードには必ず先進地としてポートランドの名前が出てくる。そのポートランドの交差点にあるという「T-Station」（写真左）。簡単に言うと「ノドが乾いてるなら勝手にお茶（紅茶）入れてを飲んでいいよ！無料だから！」っていう場所。人が行き交う交差点にあるというのがミソなのだろう。その場をただの人が行き交うだけの場にせず、より深い交流を生む場にレベルアップさせる。

おもてなしラボの土間スペースにこの「T-Station」を試験的に作りたい。武家屋敷から旧堀田邸、順天堂病院という文化施設や七福神めぐりと町歩きをしている方の休憩処として、また近所の方の井戸端会議の場になれば、新町に訪れた人と、地元に住む人との交流の場にならないか。情報も間違いなく交差されるだろう。せっかくだからお湯を湧かす電力もソーラーでまかないたい！交差点に置かれたソーラーパネルで得た電力で湧かしたお湯でお茶を飲む。場、情報、電気のシェア。ワクワク。早速やろう！失敗してもいい！こういうことを試験的にやるのもこの場を「おもてなしラボ」という名をつけた所以なのだから。